教育

教育システムはCampus DLCに伴いパッチ1.12によりアップデートされた
以前は無教養な若者がいきなり大学に通いだし、卒業すると小卒相当の「初等教育済み」になったが、パッチによってそうした自由度はなくなり、一般的な年齢と学歴の対応になった。


教育施設比較表

施設 費用
(€)
維持費
(€/週)
水消費
(m3/週)
電力消費
(KW)
生徒数 サイズ
(セル)
アンロック
小学校
(Elementary School)
10,000 160 240 480 300 4×6
(24)
Little Hamlet
コミュニティ・スクール
(Community School)
12,000 240 160 320 250 4×8
(32)
DLC「Green Cities」
Little Hamlet
高校
(High School)
24,000 560 400 960 1,000 5×6
(30)
Tiny Town
芸術学校
(Institute of Creative Arts)
30,000 720 240 640 800 6×10
(60)
DLC「Green Cities」
Tiny Town
大学
(University)
75,000 1,920 640 1,440 4,500 8×14
(112)
Big Town
学部
(Faculty)
24,000 640 320 320 800 3×5
(15)
DLC「High-Tech Buildings」
Big Town
近代技術大学
(Modern Technology Institute)
90,000 2,400 480 1,200 4,000 12×13
(156)
DLC「Green Cities」
Big Town
公立図書館 22,000 400 320 640 100 10×8
(80)
Tiny Town

教育施設 概説

  • 市民の教育を行う施設。
    • 市民は教育を受けることにより「無教養(Uneducated)」から「初等教育済み(Educated)」「中等教育済み(Well Educated)」「高等教育済み(Highly Educated)」とレベルが上がる。
    • 教育には時間がかかる。
  • 教育と雇用
    • 産業施設・商業施設・大半の公共施設は、一定の教育度を持った市民を職員として要求する。
      • 市民の教育度が、施設の要求する教育度に達しないと、施設の満足度が低下する (*1)
    • 労働者は、自分の教育度に合致しない求人に ほとんど応じない。
      • 市民の教育度が施設の要求より低いと、市民はその施設に就職できない。
      • 市民の教育度が施設の要求より高いと、就職は可能だが確率が低い。
      • 高等教育済みの求人は、最大でも全体の60%。過度な大学教育は教育ミスマッチによる労働者不足を生む。
      • 無教養者しか要求しない農業・林業(特化産業)は、学校が1つでもあれば慢性的に労働者不足になる。
  • 教育と建物のレベル
    • 高い教育度は全区画のレベルアップにおいて非常に重要となる。詳しくはレベルアップ要件を参照。
  • 通学システム
    • 都市全域から市民が通学してくる(道路が緑色になる範囲は無関係)。
      • たとえ道路が繋がっていなくても市民は通学してくる。
      • 特定の地区のみ教育を制限することはできない(条例が関の山)。
    • 特化産業の為に教育を制限する場合は、極端に学校を減らす必要がある。
    • 特化産業と産業エリアは別物。DLC Industriesの産業エリアを用いる場合は学校を減らす必要はない。
    • 通学システム詳細は、後述
  • その他教育のメリット
    • ゴミ排出量、電力消費量、水消費量が減る。犯罪が抑制される。
  • 「モニュメント」のハドロン衝突型加速器を設置することで、都市内全ての教育レベルをMaxまで引き上げる事ができる。


基本的な教育機関

小学校

education01.jpg
生徒数は300人とやや少なめ。
基本的には深いことを考えずに多めに設置すればよいが、農業・林業特化を行う場合は数を抑える必要がある。

高校

education02.jpg
最大生徒数は1000人。欧州テーマの高校は無駄に大きいので広い土地が必要になる。
説明書きにはティーンのみ通学可能とある。
都市設計にもよるが、初等教育労働者の求人も多い(下表参照)。高校を建てすぎると雇用のミスマッチを生むので注意が必要。

大学

education03.jpg
在籍できる学生数が4500と非常に多い。
中等教育済みの若者は、就業するか大学に通学するかを選ぶことになる。
大学の定員が十分でも一定数の若者は就業に回るので、学生数を増やすには条例の教育強化を使う必要がある。
通学する学生によって渋滞が起きることもあるため、都市部から少し離して設置し、交通機関を活用するのが良い。

公立図書館

住民に娯楽を提供するついでに、微弱ながら教育も施す施設。
子供から大人まで、無教育から中等教育済みまでを対象に、教育段階を1段階引き上げる効果がある。
ただし、教育レベルが上がる確率は非常に低いため、教育の主役はおろか補助役としても力不足。あくまで娯楽のオマケと割り切ろう。

DLC関係

DLCにより、以下の学校が追加される。パラメータに多少の違いが有るが、機能は小学校・高校・大学と同じである。

  • DLC「Green Cities」:コミュニティ・スクール、芸術学校、現代技術学院
    • それぞれ小学校・高校・大学と同じ機能
    • 通常の学校と比べて、生徒数が少ない上に維持費が高額
    • 半分景観アイテムのつもりで設置しないと割に合わない
  • DLC「High-Tech Buildings」: 学部
    • 収容人数が800人の小規模な大学。
    • セル当たりの収容人数は通常の大学より多い
    • 収容人数当たりの維持費と電力・水道消費量は少し割高
    • 大学のサービス範囲の穴を埋るのに便利。

キャンパスエリア

大学相当施設として教育を担う他、留学生(と言う名の観光客)を招いたり、学部に応じて都市にボーナス(ゴミ削減など)を与えたりする。
キャンパスエリアには、専門職大学、リベラルアーツ・カレッジ、総合大学の3種類がある。
詳細はエリア作成を参照

大学スポーツと展示施設

キャンパスと密接な関係があるためにゲームで「教育」タブにあるが、機能は観光施設。教育度を上げる効果は無い。
大学スポーツはスポーツスタジアムを、展示施設は観光とレジャーを参照。

教育システム詳細

  • 通学する市民
    • 該当施設に通える年代で、適切な学歴を持っている市民が通学可能。
      • 小学: 無教養、子供
      • 高校: 初等教育済、ティーン
      • 大学: 中等教育済、若者
      • 学歴は「無教養→初等→中等→高等」と逐次ステップアップ(飛び級が無い)
    • 学校には、都市のほぼ全域の市民が通学する。
      • 道路が緑になる範囲は建物のレベルアップに影響する範囲で、通学の距離とは関係がない。
      • 道路が繋がっているかすら通学には関係ない。
      • 地域間で教育度に差をつけたい場合、地区設定と条例が関の山。
  • 教育普及にかかる時間
    • 教育には下記の通り時間がかかる
    • 新規住宅区画の市民(移民第1世代の大人)は、ほとんど通学しない
      • 新マップの住宅(Lv1)に引っ越してくる市民は無教養なので、高校や大学に入学できないため。
      • 第1世代でも子供は小学校に通学できるが、それだけでは建物の平均教育度は伸び悩む
      • 建物平均教育度の大きな伸びは、第1世代の大人の死を待つ必要がある。
    • 都市の最終的な教育度は、通学による教育度上昇と世代交代による教育度の低下が釣り合う点となる。
      • この釣り合いが取れるまで情報ビュー上の教育度や通学可能-定員比が変動するため、これらの数値を過信してはならない。
      • 特に地区の特化等で低教育度の市民が欲しい場合、学校の設置は慎重に行うこと。
    • 総括すると、学校の新設廃止や大規模な人口増減があった場合、5~10年程度は教育度が大きく変動する。そのため、教育度の調整には、先を見据えた市政運営が必要。

  • 教育普及は住宅区のレベルアップに大きな影響を持つ
    • 教育ビューで道路が緑になる範囲に入っているかではなく、実際の教育度が重要。
    • 上述の通り、教育には時間がかかるため、住宅のレベルアップにも時間がかかることが多い。

  • 教育と雇用・その他教育のメリット
    • 概説に一通り記載したため、省略。

  • ハドロン衝突型加速器は、上記制約を受けない
    • モニュメントから設置する施設。
    • 設置すると、子供は初等教育済み、ティーン以上は高等教育済みまで教養を得る。
      • 通勤しながら教養を得られるため、教育の普及速度は非常に速い。
    • 都市全体の約9割を高等教育済みになる。
      • 特化工業の維持には、条例の「インダストリー4.0」が必須になる。
      • 特化商業の維持は、困難になる。
      • 概要で述べた、過剰教育による雇用率の低下を引き起こす。
        (最も教養の高い求人を出すオフィス区ですら、中等教育者不足で稼働ギリギリになりがち)
    • 人形を持ち歩く子供が最大レベルのオフィス区画に勤務している、というシュールな光景も…

移民、転入者の教育レベル

都市の外から流入してくる大人の教育レベルは住宅レベルに依存する
住宅レベル 教育レベル
レベル1 無教養
レベル2 初等教育(小学校卒業程度)
レベル3 中等教育(小学校+高校程度)
レベル4 高等教育(小学校+高校+大学程度)
レベル5 高等教育(小学校+高校+大学程度)

各区画の要求教育度(求人数の割合)

各区画において出される求人の教育度比率は、以下の通り。
実際の求人数は、基本的に施設の総求人数に以下の数値を掛け、端数を丸める事で計算できる。
(端数を切り上げるか切り捨てるかはランダム。0にもなりうる。)

一定時間ごとに20%の確率で求人募集を行い、現在足りない学歴の足りない人数の全てを求人して近くの市民を就職させる。
別の20%の確率では「空きのある最低学歴の求人」以上の学歴(ランダム)に対して、その時1人分だけ求人をかける事がある。
この為に高学歴の市民が無職の場合、近くに高学歴募集中の職場と低学歴募集中の職場が両方ある場合、前者の方に就職する確率のほうが高い。
詳細参考ページ:区画

区画 レベル 無教育 初等教育 中等教育 高等教育
低密度商業
一般産業
Lv 1 100%      
Lv 2 20% 60% 20%  
Lv 3 5% 15% 30% 50%
高密度商業
オフィス
Lv 1   40% 50% 10%
Lv 2   20% 50% 30%
Lv 3     40% 60%
観光特化 20% 20% 30% 30%
レジャー特化 30% 30% 20% 20%
地元産有機栽培特化 50% 50%    
林業・農業特化 100%      
鉱業・原油業特化 20% 60% 20%  
IT特化   10% 40% 50%
インダストリー4.0適用
(一般産業・特化産業共通)
    25% 75%
Fig-employment.png

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  • High Schoolは高校と訳されてるけど日本で言う中学(ジュニアハイ)と高校(シニアハイ)を合わせた概念でいいのかな?それともElementaryが義務教育過程(中学まで)相当でHigh Schoolは義務教育終了後の高校相当だけ? --- (2015/04/02 15:38:46)
    • 時間経過で人口構成と学生数の推移を観察してみたところ、High School は中学&高校のようです。(感覚的に…) --- (2015/04/14 17:39:51)
  • アメリカでは小中あわせて9年生まであった気がする。 --- (2015/04/03 23:40:04)
  • テーマ・ヨーロッパの高校 12*13、大学13*12 --- (2016/07/30 20:04:07)
  • 「教育の落とし穴」、「例外的な飛び級」、「教育による施設レベルアップ」の3項目を統合しました。 --- (2017/03/15 21:31:54)
  • アプデで「小学校を卒業してない大人が大学に通って小卒になる」みたいな現象が起きなくなった。 --- (2019/05/25 09:49:18)
  • 条例industry4.0って商業では反映されるの? --- (2020/12/31 15:18:05)
  • 稀によくティーンや子供も車運転して通学するよねw MODのせいかあんまり見なくなったけど…… --- (2021/05/22 00:23:38)
  • 大学は割と早い段階で解放されるせいでつい建ててしまって高学歴ニート問題に苦しむ… --- (2022/02/05 01:43:23)

  • 最終更新:2021-02-24 20:47:23

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